スパイスで身体をあたためる!本格薬膳カレーの作りかたレシピ


昼と夜で気温差が激しい季節の変わり目は、一年の中でも体調を崩しやすい時。
気付かない間に身体を冷やし、負担を与えているかもしれません。
今回は普段から冷え性にお悩みの方だけでなく、
全ての人におすすめの、本格スパイスを使ったインド風薬膳カレーのレシピをご紹介します!


それぞれのスパイスが持つ効能を知り、自分の体調や好きな味に合わせて配合も楽しめるのが手作り薬膳カレーの醍醐味のひとつ。
今晩は普段とは一味違う本格カレーで、家族も喜ぶ健康法を試してはいかがでしょうか?





まずは知っておきたい、薬膳カレーに使われるスパイスの効能とは?




数ある食品の中でもスパイスにはたくさんの効能が含まれているのは、皆さんご存知かと思います。
その中から今回ご紹介するレシピにも使ったスパイスの、冷えから始まる不調や美容効果といった、
女性には特に嬉しいスパイスの効能をピックアップしてみました。



|クミンシード|
まずはカレー作りには欠かせないクミンシード。冷えに効果的な血行促進作用や貧血予防など、
女性に多い悩みの改善が期待できるスパイスです。
また妊娠中や産後の便秘を緩和し消化改善などの効果も持つと言われています。


|ターメリックパウダー|
オレンジがかった深い黄色が特徴で料理には色付けと香り付けの役割を果たします。
このカレーには必須のスパイスは、血行を整える他、抗酸化作用も持つためアンチエイジングにも効果を発揮します。


|カイエンペッパー|
カイエンペッパーは唐辛子の粉末で、血の巡りを良くしてくれるスパイスとして知られ、
冷え性の方に多い肩こりの改善や食欲促進効果、また発汗作用も持ち合わせています。





正しい具材選びで、スパイスと野菜の相乗効果を!




先ほどご紹介したスパイスをより効果的に使うために、身体をあたためてくれる具材をレシピに取り入れてみると良いでしょう
身体を冷やさない材料選びも普段から意識的に行いたいですね。


材料



●具材
鶏モモ肉…1枚
玉ねぎ…1個
じゃがいも…1個
かぼちゃ…1/8個
トマト…1個
れんこん…1/8本
生姜…1/2片
にんにく…1片(みじん切り)
ローリエ…1枚
●スパイス
カイエンペッパー…小さじ1
コリアンダーパウダー…小さじ2
クミンシードパウダー…小さじ1
ターメリックパウダー…小さじ1/4
塩こしょう…適量
水…大さじ1.5
●スープ
無添加固形チキンスープの素…1個
水…150ml
ヨーグルト…大さじ4
サラダ油…大さじ2
バター…20g
◎下準備
鶏モモ肉は一口サイズに切り、塩こしょうを振っておきます。
玉ねぎはみじん切りをし、人参とじゃがいもはすりおろします。
トマトは一口サイズにカットします。
かぼちゃとれんこんは5mm程度の薄切りにします。
●スパイスと水をしっかりと混ぜ合わせます。
◎作り始めます
1. 鍋にサラダ油大さじ1を熱して、鶏モモ肉の両面を軽く焼いたら、取り出します。
2. バターにんにく、生姜を入れ香りがたつまで待ち、玉ねぎを入れ黄色くなるまで炒めます。
3. すりおろした人参・じゃがいもと、下準備で混ぜ合わせたスパイスを加えます。
4. 全体に軽く火が通ったら1.の鶏モモ肉とスープの材料を加え、中火にかけて時々混ぜ合わせながら20分程煮ます。
5. カットしたトマトを加え、さらに5分煮つめます。
6. カレーを煮ている間にかぼちゃとれんこんをフライパンで素揚げし、取り出しておきます。
7. 最後に塩こしょうで味を整え、お皿にカレーと素揚げしたかぼちゃとれんこんを盛り付けたら完成です!
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