今日からはじめられる温活《半身浴》

冷えとり靴下と半身浴

前回のブログで冷えのこと、温活の大切さをご紹介させていただきました。
温活といっても、捉え方は人さまざまで、冷えとり健康法を実践されている方だけではなく、
冷え対策として、気軽にソックスやニットアイテムなどの温活グッズを取り入れたり、身体をあたためる飲み物・食べ物を意識的に摂ったり…
「冷えるからあたためる」
健康に身体を保つ方法のひとつとして温活に繋がっているようです。

そんな多くの方が実践している温活。
おうちで今晩からでも、もっとも簡単にすぐにできる温活が〈半身浴〉です。

冷えとり健康法の中でも基本は半身浴を行うこと。
不調を感じたら半身浴!といわれるほど、頭寒足熱の状態を維持して下半身をあたためることができる方法です。
いままでにも美容のために紹介されたりして、1度はトライされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

でも、「長い時間入れない」「上半身が寒くて」…など、挫折してしまう方もいらっしゃいます。
それはもしかしたら、正しく入浴できていないのかもしれません。


半身浴はぬるめのお湯で
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正しい半身浴の方法は、お湯の温度をぬるめにして身体に負担をかけません。

    1. お湯の温度は37〜38℃ぐらいのぬるま湯で

    1. みぞおちから下だけお湯につかる

    1. 最低でも20分入る


両腕はお湯から出しておきます。胸はつけず、みぞおちより下だけつかって、浴槽の中は椅子を入れたりするなど、体勢を楽にできる高さを調整してくださいね。
時間は、最低でも20分以上が理想で、そのあとは何時間入ってもOKです。

入浴中は水分補給をしっかりすることも忘れずに。
上半身(肩や腕など)が寒いと感じる場合には、タオルを掛けたり、途中で短時間だけ肩までお湯につかるなど工夫をしながら、
自分がゆったりと気持ちよく感じられることが大切です。
20分以上入っていると、じわっと汗が出てきます。それが体の芯からあたたまっているサインです。


熱いお湯はNG。じっくりと汗をかいて
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半身浴をしてもなかなか汗がかけない人は、代謝が悪くなっているのかも。
汗をしっかりかいて老廃物を出すために、水分をとって体温が上がりすぎるのを注意しながらのぼせないようにしましょう。
40度以上の熱めのお湯につかると、身体の表面だけがあたたまって、内部まであたたまる前に熱さに耐えられなくなり浴槽から出てしまうことに。
さらに、皮膚から必要な油分が流れて、お肌の乾燥を招くことになりかねません。



半身浴ができない時は足浴も同様の効果が得られます。冷めてきたら熱いお湯を足して。
気持ち良いと感じる熱さで30分以上を目安に、ゆっくりとあたためてあげましょう。


気軽に取り入れたい“入浴剤”
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ゆっくり入浴するのだから、せっかくなら自由に自分の時間を楽しみたいですよね。
たとえば、香りの好みや体質にあわせて入浴剤にもこだわりたい。
最近は、さまざまな入浴剤を見かけるようになりましたが、いま注目なのがミネラルをたっぷり含んだ「バスソルト」。
お風呂に入れてゆっくりつかれば疲れを癒やし、身体と心をリフレッシュさせてくれます。
塩は保温効果が高いので、冷えに悩む女性を中心に人気が高まっています。



*hinoki LABのバスソルト



ひのきの香りに着目して、30年以上研究を重ねてきた〈hinoki LAB〉。
ひのきの芳香にある、心が休まる、落ち着くという効能を生かしながら製品づくりをしています。

日本人に馴染み深い、ひのきの香りには気持ちを安定させ、日々の疲れを癒す作用があります。さらに、心をリフレッシュさせて、前向きな気持ちにさせてくれます。
また、ひのきの精油には血行をよくする作用もあるので、冷えやむくみの改善が期待できます。


・ヒマラヤ岩塩

手作業によって丁寧に抽出されたひのきの精油と、ミネラルを含んだヒマラヤ岩塩をブレンドしたバスソルト。
ヒマラヤ岩塩は、ヒマラヤ周辺で採掘される天然の岩塩です。塩の保温効果と入浴で湯冷めしにくくなります。
また、やさしい赤い色をしたヒマラヤ岩塩はピンクソルトと呼ばれ、鉄分、カルシウム、などのミネラルが豊富で、お肌の引き締め効果も期待できます。
ひのきの香りに包まれながら、より質の良い入浴を目指したいですね。


半身浴であたたまった身体を冷やさないために
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身体があたたまった状態でお風呂から上がったあとは、すぐに水分をふいて靴下を履きましょう。
下半身が冷めてしまわないよう、天然繊維の冷えとり靴下で保温することも大切です。
シルクとウールを重ね履きする冷えとり靴下なら、吸湿、放湿性に優れ、保温力も抜群です。

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正しい方法で入浴をすれば、健康やダイエット・美容、疲労回復にも効く半身浴ですが、間違った方法だと、脱水症状になったり、冷えが悪化したり、肌が乾燥したりと逆効果になりかねません。
温活は、ご自身のライフスタイルに合わせながら、身体にとっての心地よさを感じることが重要なのですね。
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