わたしに還る、第一歩

本当に良いものとは、多くを語らずともその佇まいや肌に触れたときの感覚で、私たちに静かな喜びを与えてくれます。

肌に触れる一枚を、丁寧に選んでみる。
それは他の誰でもない、自分自身を大切に扱うことの第一歩です。

 

「心地いい」というたしかな声を道しるべに、日常の中で忘れがちな、自分を慈しむ感覚をそっと呼び覚ます。

くらしきぬは、体と心を本来あるべき状態へと導き、「わたしに還る」きっかけをお届けします。

体と心を温める

くらしきぬは、一枚の冷えとり靴下からはじまりました。
天然素材で足元を温めると体全体が温まり、気づけば穏やかな気持ちになっている。
そんな気づきを得て、自分たちが理想とする冷えとり靴下を開発したのがはじまりでした。

「体だけでなく心まで温まるものを」という想いは、くらしきぬが始まってから今まで根底に流れ続けています。

東洋医学に「冷えは万病のもと」という言葉があるように、体が冷えると血の巡りが滞り、心身のバランスが崩れやすくなります。

体をじんわりと温める。
それはすこやかな毎日を送るための基本で、日々の暮らしの中で生命力を養う「養生」の考え方そのものです。

不調になる前に、心と体を本来のあるべき状態へと導きます。

天然素材を選ぶ理由

くらしきぬの始まりは、「本当に安心できるものを」という、ささやかだけれど切実な願いでした。

その思いは今も変わることなく、商品ひとつひとつに息づいています。

くらしきぬが選ぶシルクやウール、麻などの天然素材には、肌が直感的に感じる「心地よさ」はもちろん、自然が育んだ優れた機能性が備わっています。

例えばシルクは汗を素早く吸い取り、ほどよい湿度に調整する性質があるため、肌をすこやかな状態に保ちます。

ウールは、高い保温性を持ちながら湿気を外に逃がすため、温かくても蒸れにくく、汗冷えを防ぎます。
汗を吸うシルクと温めながら湿気を逃がすウール。

このふたつの組み合わせは、心地よいぬくもりを作る上で欠かせないものです。

私たちは、こうした天然素材が持つ本来の力を、実直に製品づくりに活かしたいと考えています。

地球とつながる

自分自身を慈しむことは、私たちの暮らしを支える地球を慈しむことにも繋がります。
私たちは人にも地球にもやさしい、永続的なものづくりを目指します。

大事に、永く使う

ご購入いただいた商品をより長く使っていただくため、ダーニングによるお直しの提案をしています。

資源を無駄にしない

サステナブルはらぱん(B品)の販売や、残糸を出さない工夫など、資源の浪費をなくし、廃棄物を限りなくゼロに近づけるものづくりをしています。

自然に近い素材選び

極力化学繊維を使わず、人や自然の営みに近い、土に還る素材を選んでいます。


私たちスタッフ自身も、体と心のゆらぎに戸惑いながら、その整え方を日々模索しています。
だからこそ、ただ商品をお届けする立場ではなく、お客様とともに季節や自然と調和した暮らしを試みる実践者でありたいと考えています。

さらに、私たちが大切にしたいのは「自分にも他者にも誠実に」という姿勢。
まずは自分の心に耳を傾けて、他者との違いを受け入れることで、誰もがたった一人の大切な存在であると感じられます。
自分の中に生まれたやさしさが、自然と周囲へと広がる。
私たちは、そんなすこやかで平和な循環を育んでいきたいと考えています。

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