いつもくらしきぬをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
本日5月7日は、七十二候で「蛙始鳴 (かわずはじめてなく)」の頃。
もう川辺や田んぼで蛙の鳴き声が聞こえる季節なんですね。
数年前のちょうど今頃、GWに富山へ一人旅をしたのですが、辺り一面田んぼに囲まれて、水を張った田んぼはピンク色の空を映し出し、聴こえるのはただただ蛙の鳴き声だけ…というなんとも幻想的な体験をしました。うっとりするほど美しい時間でした。
今年の夏、遠出は難しいかもしれませんが、きっと「灯台もと暗し」なはず。近所にころがる夏の風物詩をたくさん見つけられるといいなぁと思います。
さて、くらしきぬでは新しく、インタビュー企画『ときめきくらしびと』をはじめます。
くらしきぬのお客様とのおしゃべりを通じて、日々の暮らしの中で「ときめき」を見つけるためのちょっとしたコツを探っていきます。
くらしきぬでは、「目の前の景色を大事にしたくなるものを」を信念にものづくりをしています。
くらしきぬの商品をはじめ、すべてのものは自然の力に支えられて成り立っており、先を見据えて、サステナブルな視点を持って生産・消費活動を行っていくことはとても大事です。
しかし、今すぐにできることとして、まずは自分自身を大切に、目の前の瞬間を大事に生きられたら、きっと周りの人、そのさらに周りの人にもやさしくハッピーな機運が広がり、
人間と自然の関係性でも賢い判断ができるのではないか…という想いがあるのです。
くらしきぬのお客様は、ご年齢やご職業、お住まいの場所も当然さまざまですが、暮らしを大切にする、素敵なお客様が本当にたくさんいらっしゃいます。
そんなお客様たちと一緒に、毎日を新鮮に、より愉しく暮らすための工夫を一緒に考えていけたら楽しそうだな…と思い、『ときめきくらしびと』の企画は立ち上がりました。
記念すべき第1回、お話を伺ったのは二児の母であり、出張ランチも営む森上ヨーコさん。
くらしきぬの使い古した靴下を、お仕事用のターバンにリメイクしているヨーコさん。
「対象物が美しいからときめくのではない」というヨーコさんの言葉にはハッとさせられ、大げさでなく、取材の帰り道から目に入る風景の見え方が少し変わった気がしました。
とっても素敵なお話を聞けたので、週末にあたたかい飲み物で一息つきながら、ぜひ読んでいただけたらうれしいです。
ヨーコさんの夏の愛用アイテムは、「麻シルク5本指ショートソックス」。
ショート丈のため、夏も上に靴下を重ね履きしやすく、コーディネートを邪魔しないのがお気に入りポイントとのこと。
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【今週の余談】「そばにいてくれる人の有り難み」に気づいた連休
皆さん、連休はいかがお過ごしになりましたでしょうか?
私は小学校からの友達の結婚式に参加してきたのですが(感染対策のため規模を縮小した形で行われていました)
花嫁の子と一緒に遊んだ写真がプロフィールスライドに出てくる中で、小学校1年生のときの誕生日パーティーの写真もあれば、大学4年生のときに海に行ったときの写真もあり、びっくりしました。
昔からの友達なので、当然といえば当然なのかもしれませんが、小さい頃から今日の今日までの私を知ってくれていて、未だに仲良くしてくれる友達はなんて貴重なんだろう、と感慨深いものがありました。
そばにいてくれる人に胸を張れるような毎日を送りたいな、と背筋がしゃんとしたGWでした。
本日も最後まで読んでくださって本当にありがとうございます。
連休明け、疲れが出てくる方もいらっしゃるかと思いますが、くれぐれもご自愛してお過ごしください。
くらしきぬ ぶんより