梅雨になるとどんよりな「梅雨バテ」とその解決法って?

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毎年梅雨の時期になるとどんより、なんだか気持ちも体調も優れない…
実はそれ、「梅雨バテ」かもしれません。
夏バテとは違ったあらゆる原因からくる不調を放置しておくと体が冷えたり、
梅雨明けから始まる夏の暑さでやられてしまい、そのまま夏バテに繋がることも。
対策の前に、まずは梅雨バテを知るところから始めましょう。

梅雨バテの原因は?


梅雨バテの原因は様々ですが、その中でも特に「温度差」「湿度」「気圧」が関係しています。
高温多湿な日本の梅雨。なんとなく気分が優れないのにはちゃんと理由があります。
代表的な3つの原因とは…?

1. 日中と夜、屋内外での「温度差」


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梅雨の時期は、天候の変化や季節の変わり目なので朝と夜との気温差が大きく、
日中は屋外と屋内で冷房による気温差があります。
この気温差を繰り返すことで体温調節が上手くできなくなり、ストレスから自律神経が乱れます。
自律神経が乱れると毛細血管が収縮され、末端まで血がめぐらなくなると言われています。

2.?常につきまとう「湿度」


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私たち人間たちの体は、汗をかくことによって体温を調節しています。
湿気の多い梅雨は汗をうまく発散することができず、体内に水分や老廃物、熱がこもってしまいがちに…
結果めぐりが悪くなり、むくみや下半身が重いなどの症状へと繋がります。

3. 天気によって変わる「気圧差」


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梅雨の時期は、雨が多いので低気圧の日が続きます。気圧が下がると自律神経に影響を及ぼします。
自律神経は交感神経と副交感神経のふたつからできており、交感神経は日中の活動時間に、副交感神経はリラックスしている時間に活動します。
いつもはこのふたつがバランスを補いながら健康な状態を保っていますが、低気圧が続くと副交感神経が優位になり常に体が休みの状態に入ってしまいます。
晴れの日と雨の日が不規則にやってくるため、結果自律神経の乱れへと繋がりだるさや慢性的な倦怠感といった不調が表れてきます。

冷えとりで今年こそ梅雨バテ対策をしませんか?


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梅雨バテを梅雨明けまで引きずってしまうと、今度は一気に暑くなる夏にやられそのまま夏バテに繋がることも。
冷えとりの知識を上手に取り入れ、今のうちに梅雨バテ対策を行いましょう!
梅雨バテ対策におすすめな4つのポイントをご紹介します。

1. 冷えとりの基本。靴下の重ね履きで頭寒足熱!


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梅雨バテの原因からも分かるように、めぐりの悪さから引き起こされる不調はさまざまです。冷えとりの“冷え”とは冷え性のことではなく、上半身と下半身の温度差のこと。上半身は心臓などの内臓が集まり自然と発熱していますが、下半身には内臓が少ないため上半身と比べて6℃ほど冷えています。体が冷えていると、血液などのめぐりが悪くなり汗をかけなかったり老廃物を外に出しにくくなったりします。冷えとり靴下の重ね履きで冷えをとりのぞき、全身のめぐりを促しましょう。「私は冷えてはいないし、逆に足がほてって暑いくらい…」という人ほど冷えを抱えているといわれています。
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2. 半身浴で汗をかいてデトックス


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冷えとりをしている人は誰もが実践している半身浴は、梅雨バテ対策にもぴったり!
湿度が高く汗をかけなかったぶん、下半身を重点的に温めてその日のうちにしっかり汗をかきましょう。
じっくり時間をかけて半身浴をすると、身も心もスッキリ。
半身浴をしている間は好きな本を読んだり、1日頑張った自分をケアしてあげてください。
半身浴のベストな方法は、こちらの記事でもまとめています。ぜひ参考にしてくださいね。
関連記事|半身浴をもっと楽しもう

3. レッグウォーマーでふくらはぎを温めて


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冷えとりといえば冷えとり靴下の重ね履きを一番に思い浮かべる方も多いと思います。足先を温めることと同じくらい大切な部分が、実は「ふくらはぎ」なんです。ふくらはぎは第二の心臓とも呼ばれるほど大切な部分で、下半身に滞りやすい血液をポンプのように心臓まで送る力があります。逆に、冷やしてしまうとむくみや体全体が冷える原因にも。ふくらはぎを温めると靴下だけでは得られない温かさを感じていただけると思います。レッグウォーマーは着脱もお手軽なので、冷えを感じた時にさっと身に着けられるのも魅力です。
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4. 食べ過ぎ・飲み過ぎに注意して腹八分目の食事を。


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気温が高くなるとどうしても冷たい飲み物や体を冷やす食べ物を摂りがちになりますが、
冷やすものの摂りすぎや食べ過ぎは内臓冷えの原因に。
お腹を触ってみて、ひんやりしているとそれは内蔵冷えのサインです。
胃腸のはたらきが弱くなると、食欲不振や基礎代謝の低下へと繋がります。
腹八分目の食事と、体を温めるものを摂ることを心がけましょう。
関連記事|夏の冷えタイプ別、体を温める食べ物特集

梅雨をスッキリ乗り切って、元気に夏を迎えましょう!


梅雨は体調を崩すものとあきらめずに、頭寒足熱を生活に取り入れましょう。
もしかすると、梅雨はある意味自分の普段の生活を見直すきっかけになるかもしれませんね。
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