妊活中にこそ知っておきたい、冷えと冷えとりのこと。

妊活を始める際にまず向き合うのが自分の体のこと。ありとあらゆる情報があふれている今日。
妊娠しやすい体作りに本当に必要なことが何なのか、分からなくなってしまうこともあるかもしれません。
そんな時、《冷えとり》というライフスタイルを一つ取り入れることで、と前に進むきっかけになるかもしれません。
妊活中に知っておきたい冷えとりのことを紹介します。
妊活とは、パートナーと共に自分たちの体としっかりと向き合うことからはじまります。
美容や冷えの改善として注目されがちな冷えとりですが、本来は健康法の一つ。
頭寒足熱を心がけ、体を冷やす食べ物をひかえるなど、自分のからだが求めるものをきちんと感じとり健やかに過ごすためのものなのです。
妊娠は命を宿すこと。小さな命を宿し、トツキトオカお腹の中で大切に大きくするために、妊娠するための体作りが一番大切といえます。
そのために体を整えること。
それが妊活中の冷えとりの心がけです。

冷えとりの基本のき《頭寒足熱》


身体か゛冷えると血行が悪くなるといわれています。血行が悪くなると十分な栄養が届かず、子宮や卵巣の機能が低下するといわれています。
また、冷えた足元から血液が心臓に戻るとき、その冷えた血液は子宮の近くを通っていきます。そのことが子宮を冷やすことにつながるかもしれません。冷えは女性の大敵。しっかりと足元こそ温めることが大切です。
注意したいのは、冷えた足ではいくら靴下を重ねてもなかなか温まらないということ。半身浴でゆったりと湯船に浸かり、体を芯から温めた上で天然繊維の靴下を重ね履きをします。初めて重ね履きする方は、シルクのその保温性に驚くはずです。
妊活中は毎日体温を測る方がほとんどだと思います。冷えとりを続けているとその多くの方が平熱の上昇を実感できるとか。
ほんの少しづつの積み重ねが、目に見えて変化が現れると、より前向きに活動できるはずです。

食事は腹八分目


半身浴や靴下の重ね履きと同じくらい大切なのが食事はよく噛んで、食べ過ぎないようにすること。実は消化をすることは体に負担がかかります。
そのため、食べ過ぎると内臓に負担がかかることで冷えの原因となると考えられているのです。
また、肥満は不妊の原因のひとつともされています。無理なダイエットは決してよくありませんが、食事の内容を見直し、よく噛んで食事をするようにすれば、食欲も落ち着き自然と食欲も安定してくるようになります。
そのとき、足元を冷やさないようにするのもポイントです。
また、食べる内容が大切です。旬のもの、その土地で採れたもの、体を冷やさない食材を自分の体調や気分に合わせて選ぶことが大切です。冷えとりを続けていると、自然といま自分の体に必要なものを食べたいと感じるようになってきます。もちろんこれは、ジャンクフードなどの趣向性のある食べ物についてではなく、食材についてのことです。無理に我慢することでストレスになることはよくありませんが、もし今ジャンクフードばかりをなんとなく、手軽だからという理由であれば、控えた方が良いかもしれませんね。

ストレスを和らげる


冷えとりの中で大切なことの一つが心穏やかに過ごすこと。
どんなに体の冷えをとっても、すぐにイライラしていては良いことはありません。ストレスは自律神経を乱すと言われています。
半身浴でゆったりとリラックスする時間をとり、靴下やインナーの重ね履きで日々の所作をひとつひとつ丁寧に行う。
他人本位の考えかたで、いつも感謝の気持ちを持つように心がければ、二人三脚でないと進められないパートナーとの妊活も寄り添うことができるかもしれませんね。

冷えとりで自分らしい妊活の芯をつくる


冷えとりとは心も体も健やかに過ごすためのライフスタイル、そして考え方。妊活は日々の生活とともにあります。冷えとりも同じです。
完璧にはできなくても冷えとりという一つの芯があり、それが心地よいと思える、自分なりのスタイルを見つけ出すことができれば必ず前向きな活動ができるはずです。
なんだか、いろいろな情報に振り回されてもやもやしてしまっている。と悩んでいる方には是非知っていただきたい、冷えとり。無理をしすぎず、自分らしく自分のペースで続けることが何より大切です。
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