冷えとり靴下とは、シルクと天然繊維の靴下を交互に重ね履きする靴下のこと。
くらしきぬでは、重ね履きの1枚目に履いていただくために、インナー用のシルク5本指靴下シリーズを開発しました。
発売当初からお客様に人気のシリーズで、丈や色などが異なる4種類をご用意しています。どれも素材はシルク100%です。
それぞれにこだわりが詰まっているのですが、「どれが自分に合っているか分からない」「何が違うのか分からない」という方もいらっしゃると思います。
今回は、シルクの良さと、それぞれの商品の魅力についてお話しします。
まずは、シルクを身につけることで、どんな効果があるのかについて。
シルクは大きく分けて「セリシン」というタンパク質と「フィブロイン」というタンパク質で構成されており、衣類にシルクを利用する際はセリシンが溶け出し、フィブロインのみが残ります。
このフィブロインはアミノ酸が集まってできており、保温性・吸放湿性・細胞再生・角化健全化など、肌を育てる効果が期待できるタンパク質。
人の肌や髪を構成する成分と、ほとんど同じといわれています。
シルクはおよそ5000年前から、人間にとってかけがえのない繊維として重宝されてきました。
科学の力ではつくることの出来ない、「繊維の宝石」と呼ばれる素材です。
「繊維の宝石」と呼ばれる理由の一つは、吸湿性の高さにあります。
シルクは吸湿性が綿の約1.3倍、放湿性が綿の約1.5倍もあるといわれています。
シルクの糸にはピンホールと呼ばれる無数の穴が開いており、この穴が汗などの水分を吸着・発散させるのです。
そして、シルクの繊維の中にはたくさんの空気の層があり、断熱の効果があるため、夏は外からの熱を遮断、冬は外からの冷えを遮断します。一年を通して快適な温度を保つことのできる優れた繊維です。
シルクは、蚕が身を守り成長するための繭からできています。
繭の中で過ごす蚕を守っていた天然由来の力は、私たち人間にも大きな恩恵を与えてくれています。
シルク5本指靴下(キナリ)
くらしきぬのシルク5本指靴下は、くらしきぬの原点といえる商品です。
シルクのなめらかな肌あたり、締め付けないゆるやかな編みたて、圧迫感のない履き口など「理想の靴下」を追求して開発しました。
肌にやさしいシルクが肌にたっぷり触れるように、丈は長めにしました。
一般的なシルク5本指靴下は丈が30~40cmのものが多い中、くらしきぬのシルク5本指靴下はそれより長めの全長46cmです。
足指が靴下の中で突っ張ることが無いように全体的にゆとりをもたせましたが、上にカバーソックスを重ね履きすることで固定され、足に馴染んだ履き心地になります。
足指と足指の間もゆとりをもたせ、5本指靴下が苦手な方も履きやすくしました。
重ね履き以外の履き方もできるのが嬉しいところ。
就寝中に一枚だけ履いたり、多く重ね履き出来ない日にお持ちの靴下のインナーに履くだけでも優しいぬくもりが続きます。
加えてシルクには抗菌・防臭の効果もあり、足のムレなどで発生するにおいも軽減するとの声も多くあります。
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シルク5本指靴下(ブラック)
ホワイトと同じサイズ感で、重ね履きのインナーとしてはもちろん、男女問わず人気の黒色。
ビジネス靴下のインナーとしても活躍します。
シルクの抗菌・防臭の効果で、においが籠りがちなビジネスシューズの中も快適に。
履き口の締め付けもないので、長時間履いていてもストレスが溜まりません。
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シルク5本指靴下(Sサイズ)
足が小さめの方や、フィット感のある履き心地がお好みの方におすすめのSサイズ。
通常タイプと全長はほぼ同じですが、指の長さを少し短く編みました。
通常タイプのシルク5本指靴下はツッパリ感をなくすため、指部分も長めにお作りしています。
くらしきぬのシルクの靴下は上質なシルク糸を使用し、しっとりと馴染むので、指が余ってしまったとしても違和感無く履いていただけますが、足が小さい方や指が短く指先の余りが気になる方はこちらがおすすめです。
22~24cmの方向けにお作りしています。
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シルク5本指靴下(ショート丈)
あらゆる靴下のインナーに合わせていただけるように。
短めな靴下からも覗かないショート丈タイプです。
和装の際の足袋のインナーや、短めの靴下のインナーなど、使用する場面を選びません。
つま先から履き口まで約35cmと、通常タイプより、およそ11cm短い作りです。
冷えとりをしていると、どうしても重ね履きをすることが難しいときもありますが、ショート丈ならこっそり重ねていただけます。
冷えとり以外でも普段の靴下のインナーとしてご着用いただくと、気になる足のニオイや蒸れが軽減される、とても優秀なアイテムです。
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